NPO法人むすめかぶき
NPOむすめかぶきは、2005年9月に、愛知県より許可され活動しております。我が国独自の文化、伝統を慈しみ、生活に根付かし、社会に豊かな情緒をもたらすと共に、伝統文化芸術に関わる人材の育成、交流情報発信などを進め、更なる豊かな発想を目指すこと、すなわち広く日本文化の普及、発展に寄与する事を目的として設立されましたのが、NPOむすめかぶきです。
概要
法人名 : NPO法人むすめかぶき
代表者 : 加藤恵美子
設立日 : 2005年9月
住 所 : 名古屋市中区千代田3-10-3
電話番号: 052-323-4499
ファ ッ ク ス : 052-323-4575
メール : info@musumekabuki.com
沿革
1983年6月 発足
1985年4月 中部邦楽教室の別科、歌舞伎クラブから独立。
現名称に制定し、名古屋むすめ旗揚げ 以後自主公演定例化、広く各地にて公演を行う
1992年 東京三越劇場主催むすめ歌舞伎公演 12代目市川宗家より櫻香・三寿也・三ッ斗の3名が市川姓を
許される
1995年 東京国立劇場小劇場 第50回記念文化芸術祭主催公演参加
2002年4月 ワールド・ミュージック・フェスティバル招聘公演 (オランダ・ベルギー6都市8公演)
2002年9月 オランダ・ベルギー凱旋公演(御園座)
2003年9月 阿国生誕400年記念むすめ歌舞伎出雲公演
2005年9月 愛知県より特定非営利活動法人として認可され、「NPOむすめかぶき」と名称を改める
実績
2002年 (word music theatre festival)オランダ・ベルギーより正式に招聘を受け、「NPO法人三味線音楽
普及の会」と合同し伝統的な歌舞伎公演を女性の演者・演奏者32名で実施。オランダ・ベルギーの
地元紙に大きく取り上げられ、「歌舞伎・静かなる美の肖像」として評価を受けた。
2003年 出雲阿国400年記念として、出雲市より招聘公演。
2004年 高松市サンポート高松柿落し公演。
2005年 名古屋女流歌舞伎公演。名古屋市主催において、企画制作上演を行う。
2006年 愛知県芸術劇場柿落し公演。
2008年 25周年記念公演 御園座にて。
2009年 市川櫻香の会、制作・市川團十郎氏の初脚本「黒谷」の初上演。
2010年 能と歌舞伎による新作「天の探女」初上演。
2011年 朗読様式「勧進帳」子供たちによる〈伝統の歌舞伎作品に親しむ企画〉。
2013年 岐阜県各務原市の主催による新作歌舞伎「男依歌舞伎」の脚本・演出・指導。
2014年 十二代市川團十郎を偲ぶ「ほほぉ、嬉しやな歌舞伎は花ざかり」公演を企画制作。
2016年 亀崎「山車」を愛知県芸術劇場に搬入、コラボ企画「日本の伝統と遊ぶ 花鳥風月」上演。
この間、歌舞伎ワークショップ、アイラブかぶき、伝統文化・芸能をつなぐ、などの数々の事業を実施。
むすめかぶきは35年の活動を経て学び、その思考や活動は時代の移り変わりと共に、真の芸術のあるべき姿を求め、研究しながら良い意味で変わっています。
女性のみで構成された歌舞伎上演から、通し狂言の上演、女性視点での歌舞伎上演、近年では能狂言や浮世絵、現代アートとのコラボレーション舞台や、伝統芸能の後継者育成にも力を入れています。歌舞伎だけではなく、我が国の伝統芸能・芸術に広くも深くも隔たりなく触れられる空間が近年のむすめかぶきにはあります。
女性のみの劇団からはじまり、今は性別を超え、ジャンルを超えた、むすめかぶきならではの活動を行い、むすめかぶきは様々な壁を超えた新しいジャンルと化しました。