〈カフェ・古今レポート1〉4月12日
昨日はカフェ・古今にお越しいただき、ありがとうございました!
第一回目となる昨日は、
「・蓄音機で聴く、名人の演奏
お話 吉住小三代氏
聞き手 市川櫻香氏
・三味線ワークショップ」
という内容でした。
蓄音機では、《長唄 京鹿子娘道成寺》を聴く予定でしたが、当日は《長唄 勧進帳》を聴かせていただきました。
なんと、その《長唄 勧進帳》を唄われていたのは吉住小三代氏のご祖父様だったのです。
ー吉住小三代ー
吉住流六世家元夫人。能シテ方名人、五十五世梅若六郎を父とし、長唄研精会の祖・吉住慈恭の傍で伝統芸能の家の薫風を受ける。吉住会・花風会・NHKで活躍し、幼児より薫風を受けた日本の伝統音楽の紹介と普及および後進の指導の為、日本全国にとどまらず海外にも駆けめぐっている。
蓄音機は、特別に「蓄音機カフェ エヂソン」勝原良太様よりお持ちいただきました。
ー蓄音機カフェ エヂソンー
蓄音機から聴こえてくる音は、今のオーディオ機器から聴こえてくる音とはかなり違います。
電気信号に変換せずに直接 空気を振動させて音を出しているので、生に近い音を聴くことができるのです。
小三代氏は音を聴きながら「全くそっくりこの通りの声!」と、ご祖父様とのあたたかい思い出を語って下さいました。
小三代氏のお話、櫻香氏の勧進帳解説のあと、会場を真っ暗にし、和ろうそくの灯りのみの静かな空間で再び勧進帳を聴きました。
会場に響くのは名人の演奏、そこにいた全員が神経を集中させ、音を感じている空気は何とも言えない空間となりました。
きっと、皆様の心に残る空間になったのではないでしょうか。
そのあとは、お待ちかねの三味線ワークショップです!
小三代氏によるお三味線ワークショップは大人気です!
月に一回、中部邦楽教室にお越しいただきお稽古をしていただいておりますが、今回のワークショップは初めて参加される方が多くいました。
毎月参加されている方は、だんだんと弾けるようになってきているようです。
初めて参加の方も、楽しんでみえました。
弾けるようになりたい!!
という気持ちを優しく受け入れてくれる小三代先生のお稽古はとても明るいです!
次回の中部邦楽教室での三味線お稽古は、
5月27日(土)16:00〜
です。
初めての方も大歓迎です。
【お問合せ】
TEL 052-323-4499/FAX 052-323-4575
MAIL info@musumekabuki.com
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今回の〈カフェ・古今〉チラシ
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